管楽器のリペアマンというお仕事

服部管楽器社長の服部さとしが管楽器の修理や日常を紹介します!

楽器なおし隊という活動

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服部管楽器 服部です!

本日は楽器なおし隊の活動についてお話いたします。

今年の7月、西日本に豪雨災害がありました。
わが町岡山も甚大なダメージを受け、今なお避難生活を強いられている方も多くいらっしゃいます。

私も岡山の人間として何か助けになることはできないであろうかと考え、
楽器なおし隊というチームを結成しました。

同じく岡山の楽器店である中川楽器と楽器堂、それから服部管楽器という三社をメインにした楽器の修理ボランティアチームです。

協力してくださるという企業は県内外に多くあり、
また支援してくださった一般の方も多くいらっしゃいます。
その節は大変お世話になりました。

さて、楽器なおし隊は9月末を持って解散しており、
そこからは個店において、判断し、あるいは有償修理、あるいは活動を継続となっております。

で、服部管楽器も実はまだこの復興支援を続けておりまして、
本日も鳥取県にある「国立音楽院 南部校」で修理に取り組んでおります。

今日は
バスクラリネット、テナーサックス、フルートをそれぞれ手分けして、分解、洗浄、パーツの交換を行っています。

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これが分解直後のサックスのパーツ。
白っぽくなっているのが、泥水につかって、乾燥している状態です。

不衛生なので、洗浄と消毒、パーツの交換を行います。

かなりの大作業となりますが、
とにかく一刻も早く被災した方々が元の生活に戻れるように
一生懸命がんばります。

協力してくださっている
国立音楽院 南部校の管楽器リペア科の皆様、ありがとうございます。
では引き続きがんばります!

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