管楽器のリペアマンというお仕事

服部管楽器社長の服部さとしが管楽器の修理や日常を紹介します!

管楽器のリペアマンというお仕事2

服部管楽器 服部です^^

岡山県岡山市の管楽器リペアマン兼 楽器屋の社長です。
管楽器の修理士という職業を広く知ってもらうためにブログを書いています^^

服部管楽器外観。小さいお店です。

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今回は
管楽器のリペアマンというお仕事の二回目。

一回目のおさらいはこちら。一回目の内容は
楽器修理士とかリペアマンとか色々呼び方はあるけど、特に違いはありません。
楽器屋に務めるか、独立するのが普通だよ
でした!


で、二回目は管楽器リペアマンの魅力をお伝えしていきますね。
一体どのようなお仕事なのでしょうか。

皆さんは管楽器リペアマンにどんなイメージをお持ちでしょうか。

僕は高校時代にあるリペアマンと出会い
「なんて素晴らしい仕事なんだ!」
と感じました。
で、その思いは今でも変わっておりません!

プレイヤーの助けになれる誇りある仕事だと思っています。
縁の下の力持ち。楽器のお医者さんと言ってもいいでしょうか。

例えるならば
F1のピットクルーであるとか。
フィギュアスケートの靴のフィッターであるとか。
まさに裏方。まさに職人!

特に表舞台に出ることのない我々ですが、そのお仕事によって、輝く人が出てくるのは本当に嬉しいことです^^


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で、我々の普段のお仕事とはどんなものなのか。

なんだか、昔と今とはちょっとやっていることが違っているように思います!

昔は、ひたすら机にしがみつき、一日中楽器を直し続けるだけということが珍しくありませんでしたが、

最近は、
楽器店でしたら専属で修理だけできるということは大手でもない限りはあまりありません。
小さい楽器店でも専属のリペアマンはいらっしゃることがあるのですが、すでにそのポジションはベテランさんで埋まっているので、専属では募集していないところがほとんどです。

最近のリペアマンは接客もしますし、楽器の販売もしますし、音楽教室の管理も、なんなら外回り営業もします。

色々なことをやらないと楽器店も大変なんです。いや、本当に。

 

 

ちなみに服部管楽器の服部個人の内容で言えば

朝一番にメールチェックなどをして、朝礼・清掃。
ブログやSNSチェックをして、お仕事関係者とのミーティングをして、
ネットショップやアマゾンの管理をして、またお仕事関係者とのミーティングをして。
預かったお客様の楽器を修理して、売り物の中古管楽器も整備をして、
当然、お客様が来たら接客して、消耗品がなくなったらネットで注文して。
夜は社長の会みたいな会合に参加して。

↓これも青年経済人の会合。

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というわけで、あんまり修理ができていません。
社長業というのもなんだか、よくわかりませんね。
人に会うのが仕事だと思っていますが・・・

で、私は社長もリペアマンも同じだと思っています^^
つまり、人気商売!

修理専属で一日中、修理をしたいのでしたら、工房に務めるのがおススメですよ^^
そこらへんのお話もまた次回以降に。




今回のポイントは
管楽器リペアマンは素晴らしい裏方である!
管楽器修理士は楽器修理だけやっていればいいという時代でもない!
でした!!


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