ピッコロ修理は大変
岡山県岡山市にある楽器店 服部管楽器の服部です!
毎日管楽器の修理をしております!
わたし、昭和57年生まれ。37歳。
楽器修理歴はもうすぐ20年になろうとしています。
で、この歳になって、強く思うのですが、
木管楽器修理で最も大変なのはピッコロではないか説を唱えます。
しかも使い込んだピッコロ。
さらに、大きな声では言えませんが、海外メーカー。
もう大変!もう大変!
画像はイメージ
何が大変って、管体が膨張と収縮を繰り返すことで、
トーンホールが波打つんですよ。しかも急激に。
まず、これを修正せねばなりません。
そこまではクラリネットも同じなので、たいして特別な事ではないのですが・・・
キーのガタが半端じゃなく大きくて!
ガタというと、キーの摩耗により発生するイメージですが、
管体の成長も伴って、とんでもなく大きいガタつきが発生します。
縦ガタ、横ガタ。つまりキーが保持されないんですね。
となると、全てのキーのガタを修正するところからはじめないといけません。
で、ガタを取るという内容は全ての木管楽器でやる作業なんですが、、、
とにかく神経質。
小さい楽器、弱いバネです。
ごくわずかなガタつきでも、ダメージは甚大です。
ノックピン抜くのもひと手間ですし。
ぐう、思い出しても大変・・・。
ですが、それでも良い状態にしなければ我々がいる意味がありませんね!!
良く調整されたピッコロはストレスなく、いい演奏ができます!
しっかりやらせていただきますので安心してお任せください!!
私、意外とフルート歴が20年を突破しました。
フルートとピッコロが吹けて良かったと実感しております。
修理に大いに役立っております。
やっててよかった。
それでは引き続きがんばります!
管楽器の修理は服部管楽器へどうぞ^^
岡山県岡山市北区表町3-5-32
服部管楽器
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