管楽器のリペアマンというお仕事

服部管楽器社長の服部さとしが管楽器の修理や日常を紹介します!

服部管楽器 夢を叶える会社論


服部管楽器 服部です。
たまには代表取締役らしく、服部管楽器のスタッフ論を語ります。

 

服部管楽器はスタッフの成長を促し、スタッフの夢を叶える場であると考えています。

実際に来たことがある方ならわかると思いますが、
本当に小さいお店・小さい会社です。

このような小さいところに、高くない賃金で働いてくださるスタッフ。
いつも本当にありがとうございます。

仕事なので、たまには厳しいことも言うこともありますが、
決して後出しじゃんけんのように叱るのではなく、正しく指導できるように努めています。


そもそも、スタッフが服部管楽器で働くメリットは何でしょうか。
賃金?ちがう、高くない。低すぎることはないと思いますが。
シフトの自由さ?それもあるかもしれませんが、決定的でもないでしょう。
仲の良さ?う~~ん。割と日中はしっかりと無言で働いていますし。

 

そう考えると【楽器屋である】ということがメリットなのでしょうか。


楽器が趣味で、楽器を仕事にできる幸せ。

いやいやいや、そうかもしれませんが、私のような経営陣がその憧れに甘えていいわけがありません。
つまり「憧れの職業なんだから、少しぐらい待遇が悪くても我慢すべし」と言ってはいけません。
それはスタッフの使い捨ての考えに近づいてしまいます。

 


服部管楽器はスタッフの夢を叶える企業でありたいと思っています。

 

 

高くない賃金で、時には厳しいことも言われ、楽器修理ともなれば責任のある立場で、
そして仕事である以上結果が求められる。

 

その代わり。

 


その代わり、服部管楽器はスタッフの夢が叶うサポートをしてあげたい!!

 

会社がダイレクトに叶えるのでなく、本人ががんばることでその夢に近づく。
その場を用意して、サポートすることができる。

 

本人に成長の機会を与え続けること。
その夢を叶えるのにふさわしい人間に成長しているときに、一緒に夢を叶えることができると考えています。

 

さて、そんなこんなで一足先に夢を叶えたスタッフがいます。
中原みづきさん。
服部管楽器は中原さんと共にCD制作に挑戦しました。

クラウドファンディングにより、皆様からご支援を受け、皆様と共に中原の夢を叶えるに至りました。
9月23日より販売開始を予定しています。
※クラウドファンディングにご協力いただいた皆様へは一足先に届けられそうです。


このCDは、ひょっとしたら彼女が服部管楽器で働いていなかったら生まれていなかったかもしれません。少なくとも、服部管楽器はきっかけの一つではあったろうと思っています。

僕の手柄だ!とは思っていません。
彼女が必死でがんばった結果、色々な方が協力してくれて完成した大事な大事なCDです。


そうです。それが一番嬉しい。


スタッフががんばって、みんなが協力してくれて、夢が叶った。
これは、すごいことです。素晴らしいことです。

 

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画像は一つ一つ丁寧にサインを書いていく中原さん。

 

小さい店、小さい会社だからこそできることがあると考えています。
お客様があっての服部管楽器であり、スタッフがあっての服部管楽器です。
せっかくこんな小さいお店に働いてくれているのだから、せめてあなたの夢を叶える手伝いをさせてください。そう思っています。

次はだれの夢を叶えましょうか!
がんばっていきます!!