クラリネット レザーパッドはどうかしら。
服部管楽器 服部です!
最近はクラリネットの修理依頼が殺到しております。ありがたや!!
さて、学校備品のクラリネットも多く修理させていただいている中で、
【学校備品のクラリネットはレザーパッドにした方が良いのではないか】と考えるようになりました。
★そもそも普通のパッドとは?
通常、普通のパッドというと、スキンパッドを指します。
フェルトを透明なフィルムで覆ったものとお考えください。
で、それに対してレザーパッドはフェルトを白い皮で覆ったタンポです。
スキンパッドのほうが抵抗感が少なく、軽快に吹けると言われていますが、
スキンパッドはとにかく寿命が短い!!のです。
学生さんのように毎日吹くと、一年で全タンポ交換をしないといけなくなる場合もあります。
クラリネットが一番人数が多いパートですので、一年ごとに全タンポ交換してしまうと、それだけで年間修理代を使い切ってしまいます。
それに対し、レザーパッドは寿命が長いので三年間くらいもってくれるのではないかと思っています。当然使い方によりますけれども。
さて、「修理代を安くするだけのために音色を犠牲にするわけにはいかない」とお考えでしょうか。
大丈夫です!現在の高品質なレザーパッドって、吹きやすくて優しい良い音がしますよ!
多少の音色の好みはあるでしょうけど、どちらのタンポの音色が上、ということはなさそうです。実際に高級機種にはレザーパッドが標準装備されてますしね!
レザーパッドにすれば修理代が浮く分、学校備品にはおススメだと思われるわけです。
だって、修理代が浮けば、その分他の楽器の修理ができますもんね!
いつもは後回しになさがちな低音楽器の調整ができるじゃないですか!
これで年間の修理代を増額せずに、いい状態の楽器を増やすことができそうです!
で、服部管楽器ではタンポ交換時にスキンパッドかレザーパッドかを選んでいただくことができます。どちらも金額変わらず、43200円です。
音色の好みもおありでしょうから、一つの選択肢として、レザーパッドもあるよと知っておくと良いですよ^^
クラリネットの修理は
服部管楽器へどうぞ^^
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